Accessibility Audit Checklist
AIの出力物は「誰でも使えるか」を検査する
OS-10はAIシステムの設計品質を担保する。UX Heuristicsは使いやすさを検査する。 このチェックリストは アクセシビリティ(誰でも使えること) を検査する。
WCAG 2.2 AA準拠。教育・公共・金融・大企業案件で求められる基準。
→ OS-10 Design Audit Checklist → UX Heuristics Checklist
使い方
各項目を Pass / Fail / N/A で判定する。 Failが1つでもあれば、改善手順を記載すること。根拠のない「Pass」は禁止。
0) 監査スコープ(最初に決める)
- 監査対象(URL / HTML / スクリーンショット)が特定されている
- 対象プラットフォーム(Web / iOS / Android)が明記されている
- 準拠基準(WCAG 2.2 AA)が合意されている
- 支援技術の対象(VoiceOver / NVDA / TalkBack 等)が明記されている
1) 知覚可能(Perceivable)
コンテンツがすべてのユーザーに知覚できること。
1.1 テキスト代替
- すべての画像にalt属性がある
- 装飾画像はalt=""で空にしている
- 複雑な画像(グラフ等)にテキストによる説明がある
1.2 時間依存メディア
- 動画に字幕がある
- 音声コンテンツにテキスト代替がある
1.3 適応可能
- 情報と構造がプログラムで決定できる(セマンティックHTML)
- 入力目的がプログラムで決定できる(autocomplete属性)
1.4 判別可能
- テキストと背景のコントラスト比が4.5:1以上(通常テキスト)
- テキストと背景のコントラスト比が3:1以上(大きいテキスト / UI部品)
- テキストを200%まで拡大しても情報が失われない
- 色だけで情報を伝えていない(色+形 or 色+テキスト)
- テキスト間隔を変更しても内容が読める
2) 操作可能(Operable)
すべてのユーザーがUIを操作できること。
2.1 キーボード
- すべての機能がキーボードで操作できる
- キーボードトラップがない(Tabで抜けられる)
- ショートカットキーの無効化 or 再割当てが可能
2.2 十分な時間
- 制限時間がある場合、延長 or 解除できる
- 自動更新を一時停止 / 停止できる
2.3 発作と身体的反応
- 1秒に3回以上点滅するコンテンツがない
- 動きのアニメーションを無効化できる
2.4 ナビゲーション
- スキップリンク(Skip to content)がある
- ページタイトルが内容を説明している
- フォーカス順序が論理的
- リンクの目的がテキストから判断できる
- 複数のナビゲーション手段がある(メニュー + 検索 + サイトマップ等)
- 見出しとラベルが内容を説明している
2.5 入力方法
- ドラッグのみの操作にクリック代替がある
- ターゲットサイズが24×24px以上
3) 理解可能(Understandable)
コンテンツと操作が理解できること。
3.1 読みやすさ
- ページの言語がlang属性で指定されている
- 部分的な言語変更もlang属性で指定されている
3.2 予測可能
- フォーカスで意図しないコンテキスト変更が起きない
- 入力で意図しないコンテキスト変更が起きない
- ナビゲーションが一貫している
3.3 入力支援
- エラーが自動検出され、テキストで説明される
- ラベル or 説明がある
- エラーの修正方法が提示される
- 法的 / 金銭的操作に確認 / 取消 / レビューがある
4) 堅牢(Robust)
支援技術を含む多様なユーザーエージェントで解釈できること。
4.1 互換性
- HTMLが正しく構文解析できる(重大なエラーなし)
- ARIA属性が正しく使用されている
- ステータスメッセージがプログラムで決定できる(aria-live等)
5) モバイル固有
5.1 向きと入力
- 画面の向き(縦 / 横)が強制されていない
- タッチターゲットが十分な大きさ(48×48dp推奨)
- ジェスチャー操作にタップ代替がある
5.2 到達性
- 重要な操作が片手で届く位置にある
- 上部固定のヘッダーがコンテンツを過度に遮らない
6) 認知アクセシビリティ
6.1 読解レベル
- テキストが対象ユーザーの読解レベルに合っている
- 専門用語に説明 or 用語集がある
6.2 一貫性
- 同じ機能には同じ名前・アイコンが使われている
- レイアウトがページ間で一貫している
6.3 制限
- 点滅するコンテンツがない or 停止できる
- 制限時間の警告がある
監査結果サマリー
準拠基準: WCAG 2.2 AA
監査日: YYYY-MM-DD
監査対象:
監査者:
知覚可能: __ Pass / __ Fail / __ N/A
操作可能: __ Pass / __ Fail / __ N/A
理解可能: __ Pass / __ Fail / __ N/A
堅牢: __ Pass / __ Fail / __ N/A
モバイル: __ Pass / __ Fail / __ N/A
認知: __ Pass / __ Fail / __ N/A
総合判定: □ 準拠 / □ 部分準拠 / □ 非準拠
Fail項目と改善手順:
1. [項目] → [改善内容] → [優先度: Critical/Important/Polish]
2.
3.アクセシビリティ声明テンプレート
監査完了後、以下のテンプレートで声明を作成できます。
アクセシビリティ声明
[組織名] は、[サイト名/サービス名] のアクセシビリティ向上に取り組んでいます。
準拠基準: WCAG 2.2 AA
準拠状況: [準拠 / 部分準拠]
最終監査日: YYYY-MM-DD
既知の問題:
- [問題の説明] — 対応予定: YYYY-MM-DD
お問い合わせ:
アクセシビリティに関するご意見・ご要望は [連絡先] までお寄せください。Design Audit と組み合わせる
このチェックリストは OS-10 Design Audit Checklist の拡張モジュールです。
- OS-10: AIシステムの設計が正しいか → Design Audit Checklist
- UX Heuristics: AIの出力物が使えるか → UX Heuristics Checklist
- Accessibility: AIの出力物が誰でも使えるか → このページ
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